査定が下がってしまうケース
査定の価格決定には内装や外装の程度だけでは判断出来ない事部分もあり、たとえ同じ車だとしても、周辺の車両状態や装備環境により査定価格の差が出てしまいます。
保証書・メンテナンスノートは大切にしておきましょう
新車を購入した場合に必ず付属されている「保証書・メンテナンスノート」です。保証対象となる期間内の車両を売却する場合では、「保証書」の有無が大きな査定価格の差となります。保証期間であれば次のユーザーへ譲渡する事が出来ますので、「メーカー保証」が大きな査定基準ともなります。
もし保証書が見当たらない場合は、購入したディーラーに再発行が出来るかどうか相談をしてみましょう。
中途半端な部品取りはダメ?
愛車を下取り車に出す前に、色々と追加装備していたパーツを取り外す人がいますが、車両環境のバランスを崩すようなパーツ取りは避けた方が良いです。
例えば・・・エアロ・ローダウン・アルミなど、ドレスアップの基本は要注意が必要で、自分で「カッコイイ」と思われる状態で、査定士にとっても「カッコイイ」とプラスの要因となることもあります。ドレスアップパーツに関し、あまりにもバランスが崩れてるようなパーツ取りは大幅なマイナス要因となりますので十分に気をつけましょう。
その他オーディオ類は、出来るだけ「穴あき」にならないようにすることです。自動車の装備品で「フル装備」というのは、「オーディオ」「パワステ」「パワーウインドー」「エアコン」の基本4点セットなのですが、オーディオが欠けてしまうと「フル装備」にはなりません。査定減点の対象となりやすくなってしまいます。
オーディオを取り外す場合には、他のオーディオを付けるようになどを考えておきましょう。
気づかないことも!
査定士が気付いてくれない評価基準もあったりします。それは、代表的なのが「禁煙車」で、禁煙車はプラス評価基準となりますが、査定をする営業マンがタバコを吸う人だとすると「禁煙車」という事に気付きにくいのです。